楽天市場で気をつけたい著作権とPSマーク|講習会で確認したこと
合同会社エリミノは、2026年10月27日に、楽天のオンライン講習会で著作権とPSマークについて確認しました。
どちらも、知らなかったでは済まされにくい、ネット販売の基本となるテーマです。
今回は、出品する前に押さえておきたい考え方を、一般的な内容として整理します。
なぜ著作権とPSマークを確認するのか
商品ページに使う画像や文章と、販売する商品そのものの安全表示は、別々の話に見えます。
しかし、どちらも「出品する前に確認しておく」ことで防げる問題だという点は同じです。
問題が見つかると、ページの修正や商品の取り下げが必要になり、お客様にも取引先にも迷惑がかかります。
売上を伸ばす工夫と同じくらい、ルールを確認する手順を持っておくことが大切です。
画像や文章の著作権
他社の画像を無断で使わない
インターネット上で見つけた画像は、自由に使えるものではありません。
メーカーの公式サイトの商品画像や、他店が撮影した写真にも、作った人や会社の権利があります。
同じ商品を販売している場合でも、他店の画像をそのまま使うことはできないと考えましょう。
メーカーや仕入れ先から画像を借りるときは、ネット販売で使ってよいか、どの範囲で使えるかを確認します。
文章にも権利がある
商品説明の文章も、画像と同じように注意が必要です。
他店の説明文やメーカーのパンフレットの文章を、そのまま写して使わないようにします。
商品の仕様など事実を伝える場合でも、自分の言葉で書き直すことを基本にしましょう。
フリー素材にも利用条件がある
「無料」と書かれた素材でも、商用利用が禁止されていたり、加工に条件があったりします。
素材を使うときは利用規約を読み、どこから入手したかを記録しておくと安心です。
また、外部の制作者に画像作成を依頼する場合は、納品物の使用範囲も事前に決めておきます。
商標やキャラクターにも注意
著作権とは別に、ブランド名やロゴには商標権が関わることがあります。
キャラクターが写り込んだ画像や、有名ブランドの名前を検索のためだけに入れた商品名も避けましょう。
判断に迷うものは使わないか、専門家に相談するのが安全です。
PSマークが必要な商品
PSマークは、国が定めた安全基準などに沿っていることを示す表示です。
対象となる商品は法律で定められており、一般に次の4つの種類があります。
4つのマークと主な法律
PSEは、電気用品安全法に基づくマークで、ACアダプターやモバイルバッテリーなどが関わります。
PSCは、消費生活用製品安全法に基づくマークで、ライターや乗車用ヘルメットなどが関わります。
PSTGは、ガス事業法に基づくマークで、都市ガス用の機器などが関わります。
PSLPGは、液化石油ガスの法律に基づくマークで、カセットこんろなどが関わります。
販売する側にも責任がある
対象の商品は、決められた表示がなければ販売できないのが原則です。
作っていないから関係ないということはなく、販売する事業者も表示があるかを確認する必要があります。
海外から輸入して販売する場合は、自社が輸入事業者として手続きを行う立場になることもあります。
中古品や個人から仕入れた商品でも、対象になる場合があります。
対象品目やルールは見直されることがあるため、最新の条件は公式案内で確認してください。
出品前のチェック方法
最後に、出品の前に確認したい項目をまとめます。
一度リストにしておくと、担当者が変わっても同じ確認を続けられます。
画像と文章の確認
・画像は自社で撮影したものか、使用の許可を得たものか
・説明文は他社の文章を写したものになっていないか
・素材の利用規約を確認し、入手元を記録しているか
・ブランド名やキャラクターを許可なく使っていないか
商品の確認
・商品がPSマークの対象かどうかを調べたか
・対象の場合、商品本体に決められた表示があるか
・仕入れ先から必要な情報や書類をもらっているか
・楽天市場のガイドラインに反していないか
記録を残す
確認した内容と日付を、商品ごとに残しておきましょう。
画像の許可をもらったメールや、仕入れ先からの資料も一緒に保管しておきます。
あとから問い合わせがあったときに、落ち着いて対応しやすくなります。
おわりに
著作権とPSマークは、どちらも出品前の確認で防ぎやすいテーマです。
楽天市場に限らず、他のモールや自社のネットショップでも同じように役立つ考え方です。
ルールは変わることがあるため、定期的に公式案内を読み直し、確認の手順を更新していきましょう。
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