eli mino【エリミノ】

【徹底解説!】 ベトナムの魚醤ニョクマムって?

みなさん、タイの調味料であるナンプラーはご存知だと思いますが、ベトナムの調味料である「ニョクマム」をご存知でしょうか。

 

ニョクマムはベトナム料理で欠かすことができない調味料であり、

ナンプラーと同じ魚醤で風味もとても似ています。

 

それでは実際 、ベトナムの魚醤ニョクマムってどのようなものなのでしょうか。

そこで、こちらの記事では、ナンプラーとニョクマムとの違い、ニョクマムの料理での活用法をまとめています。

 

興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

 

そもそも「魚醤」って何?

ベトナムのニョクマムは、タイのナンプラーと同じ「魚醤」ですが、そもそも魚醤とは何なのでしょうか。

以下の2点にまとめてみました。

・名前の由来

・香りや旨味

詳しく見ていきましょう。

 

名前の由来

魚醤は、「魚」の「醤油」と書いて魚醤。

 

日本の醬油は大豆を塩漬けにして発酵させるのと同じように、魚醤は魚を塩漬けにし発酵させたものです。

魚醤の材料は地域によって異なりますが、大抵は塩と魚介類がメインで、塩は材料に対して1030%くらい。

材料として使われる魚介類はイワシやサバの仲間が多く、東南アジアでは網にかかった小魚を使うというケースもみられます。

 

香りや旨味

魚醤は香りがとても特徴的。

なぜなら、魚を発酵しているため、魚独特の香りが十分に感じることができるからです。

生臭いと感じてしまう人もいるようです。

しかし、その分魚醤は魚の旨味成分がたっぷり詰まっており、日本の醤油には無い深いコクと味わいがあります。

だからと言って、醤油感覚で魚醤を使うのは気を付けて。

 

魚醤は塩分濃度がかなり高く、そのまま舐めるとほとんど塩の刺激しか感じません。

魚醤を料理で使う際は、少しずつ加えていくようにしましょう。 

 

【比較】ナンプラーとニョクマムの違いは?

同じ魚醤であるベトナムのニョクマムとタイのナンプラーですが、どのような違いがあるのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

 

●ナンプラー

カタクチイワシを7か月〜1年ほど熟成させて作ります。

日本の醤油と比較すると、少しとろみのある魚醤です。

グリーンカレーにちょい足してみたり、ナシゴレン、タイ風焼きそば、ヤムウンセンなどにも欠かせない、日本では一番有名と言ってもいいタイの調味料ですね。

 

●ニョクマム(ヌクマム)

原料や作り方はナンプラーと同じですが、ナンプラーよりも発酵度が浅くて香りが強く感じられます。

ニョクマムは、小魚(アジやイワシの仲間など)を使うことが一般的です。

フォーやベトナム風お好み焼きなどでは絶対にハズせない調味料となっています。

 

いかがでしょうか?

ナンプラーとニョクマムは、原料や作り方がとても似ているため、大きな違いはあまりありませんが、

味わいは、ニョクマムの方が若干塩味がまろやかで、香りが少し強い傾向があるとされています。

 

【活用】ニョクマムを使ってベトナム料理を作ろう!

ベトナムの魚醤「ニョクマム」は、あらゆるベトナム料理のベースあるいは隠し味として活用されています。

では、自宅でベトナム料理を作る時、どのようにニョクマムを活用したらいいのでしょうか?

以下の4つの料理での活用法をお教えします!

 

・生春巻き

・トムヤムクン

・フォー

・バインセオ

 

詳しく見ていきましょう。

 

生春巻き

生春巻を作っていざ食べようと思ったら「つけるタレがない!」こんな経験ないですか?

そんなときにタレに活用できるのがニョクマム。

生春巻きのタレを「ニョクチャム」といいますが、ニョクマムとレモン汁・砂糖・にんにく・唐辛子等と合わせると美味しいニョクチャムが出来ますよ。

 

トムヤムクン

「トムヤムクンのスープといえばナンプラーなんじゃないの?」と思われると思いますが、先ほど述べたようにニョクマムはナンプラーより塩味がまろやかです。

「塩味がまろやかなトムヤムクンを食べたい」という方は、ぜひお試しください。

 

フォー

フォーとはベトナム風のそうめんですが、日本ではスーパー等で購入しやすいナンプラーが使われることがほとんどです。

しかしフォーはタイ料理ではなくベトナム料理です。

本場ベトナムの魚醤であるニョクマムを使って作ってみてはいかがですか?

 

バインセオ

バインセオとは、野菜がたっぷり入ったベトナム風のお好み焼きのこと。

ベトナムの屋台でおなじみです。

チヂミも韓国のお好み焼きのようなものですが、単純な工程なのにとても美味しいですよね。

ぜひベトナム屋台の味を楽しんでみてください♪

 

 

【まとめ】ニョクマムは本場のベトナム料理が楽しめる魚醤!

ニョクマムの特徴をまとめるとこちらになります。

 

・ベトナムの魚醤(小魚を塩漬けに熟成したもの)である

・ナンプラーとよく似ているが、ニョクマムの方が塩味がまろやか

・色々な料理で活用できる

 

いかがでしたか?

魚醤を料理に使用すると良いアクセントになりますし、ニョクマムはベトナム料理を作ったときに本場の味にしてくれます。

ニョクマムはスーパーではあまり見かけることができませんが、

ネット通販では購入することができるので、気になった方はぜひ試してみてくださいね。

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